初心者必見!Python まずはこれから!基本構文講座(その4)「分岐(if文),繰り返し(while文)」

だんだんPythonの勉強が楽しくなってきたよ!

今回のプログラムミングでよく使う分岐(if文),繰り返し(while文)を学んでいこう!

Pythonを学び出そうと苦戦しつつも環境構築をしてみたけど、何から覚えればいいかわからない・・・という方も多いのでは無いでしょうか!? 

こちらの講座は、全6回にわたりまして最低限Pythonのプログラムが書ける、読める、好きなものを作れるレベルを目指し、Pythoプログラミング歴4年の私がまずこれだけ覚えておけばOKなPython文法をご紹介します。

第4回は「分岐(if文),繰り返し(while文)」についてです! 

Bool値(True, False)について理解しよう

分岐(if文),繰り返し(while文)について解説する前に分岐(if文),繰り返し(while文)の活用する際に必要なBool値の概念について確認しておきます。 

Bool値とはTrue,Falseだけの2つのだけが存在するオブジェクトです。比較演算子などで用いて作られる条件式が真ならばTrue,偽ならばFalse となります。

ここで、条件式でも用いる比較演算子を下記になります。

比較演算子まとめ

  • x == y x と y が等しい
  • x != y x と y が等しくない
  • x > y x は y よりも大きい
  • x < y   x は y よりも小さい
  • x >= y  x は y 以上
  • x <= y x は y 以下

実際にサンプルプログラムを記述し確認してみます。

a = 10
print(a==10)
print(a==12) 
print(a>8)
print(a>12)

実際に実行して、どのように出力されるか確認してみます。 

2行目はaの値(10)と10が等しいのでTrue,3行目はaの値(10)と12が等しくないのでFalse

4行目はaの値(10)が8より大きいのでTrue,5行目はaの値(10)と12より大きくないのでFalseと出力されています。

分岐(if文)をマスターしよう!

それでは、分岐(if分)について解説していきます。分岐はプログラミングにおいて重要な概念となっており、「〇〇な時にAの処理、△△な時にはBの処理をする」といった場合わけをして処理をすることができます。 

分岐(if文)をマスターし色々な場面で活用できるようにしていきましょう! 

分岐(if文)は下記のように記述します。

if 条件1:
 条件1がTrueの場合の処理
elif 条件2:
 条件2がTrueの場合の処お理
else:
 条件1,2がFalseの場合の処理

1つ目の条件はif の後に条件式を入れて末尾に「:(ダブルコロン)」を記述し条件式の終わりを示します。 

その下の行に半角スペース×4の後、実行したい処理を記述します。Pythonでは、同じインテンド(半角スペースによる字下げ)は1まとまりのブロックとみなされます。

2つ目以降の条件式はifではなく、elifを用いて記述し、全ての条件に当てはまらない場合の処理はelseを用いて記述します。

「:(ダブルコロン)」は記述をし忘れやすいの注意が必要です。記述し忘れるとエラーが出ます。

それでは実際に下記のプログラム中のaの値を変化させて動作を確認してみましょう。

a = 1
if a <= 2:  # 条件1:aが2以下の場合
    print('GekoGeko!')
elif  2 < a <= 10: # 条件2:aが2より大きく10以下の場合
    print('Jump!') 
else: #どの条件にも当てはまらない場合
    print('Kaeru is sleeping...')

a = 1の場合、条件1のaが2以下の場合に当てはまるので、条件1対応した処理が実行されます。

実際に出力してみると、条件1に対応したprint文が実行され「GekoGeko!」と出力されているのがわかります。

a = 8

if a <= 2:  # 条件1:aが2以下の場合
    print('GekoGeko!')
elif  2 < a <= 10: # 条件2:aが2より大きく10以下の場合
    print('Jump!') 
else: #どの条件にも当てはまらない場合
    print('Kaeru is sleeping...')

次にa = 8の場合では、条件2のaがaが2より大きく10以下の場合に当てはまり、条件2対応した処理が実行されます。

実際に出力してみると、条件2に対応したprint文が実行され「Jump!」と出力されているのがわかります。

a  = 15 

if a <= 2:  # 条件1:aが2以下の場合
    print('GekoGeko!')
elif  2 < a <= 10: # 条件2:aが2より大きく10以下の場合
    print('Jump!') 
else: #どの条件にも当てはまらない場合
    print('Kaeru is sleeping...')

最後にa = 15の場合では、どの条件式に当てはまらないため、else文の処理が実行されます。

実際に出力してみると、else文に対応したprint文が実行され「Kaeru is sleeping…」と出力されているのがわかります。

繰り返し(while文)をマスターしよう!

次に、繰り返し(while文)について学んでいきましょう。 

繰り返し(while文)はある条件を満たしている間、記述された処理を繰り返す構文になります。 

繰り返し(while文)は以下のように記述します。

while 繰り返し条件:
    繰り返す処理内容

'''
繰り返し条件 = Trueの場合、処理を繰り返す
繰り返し条件 = Falseの場合、処理を終了する。
'''

while のあと分岐(if文)と同じように条件式を記述します。条件式がTrueならば処理を繰り返し、Falseにならば処理を終了します。 条件式がTrueのままだと永遠に処理が終了しないので、どこかで繰り返しを終了できるようにプログラムを記述してあげる必要があります。

それでは、サンプルプログラムを確認してみましょう。 

a = 0
while a < 10: 
    print('a = ', a)
    # aに1加算する処理 ( a = a + 1 と同じ)
    a += 1 
print('繰り返し終了')

while文でaの値は10より小さい場合処理を繰り返し、その時のaの値を出力します。aの値は繰り返されるたびに1つづ加算さ,aが10になるとwhile文から抜けて、「繰り返し終了」と出力されます。

今回はaの値でwhile文を終了させるように記述しました。この様にwhile文の繰り返し処理をどこかで終了できる様にプログラムを記述することが重要です。

ちなみに、繰り返し処理中にbreakとプログラム中に記述すると、while文を強制的に抜けることもできます。if文と組み合わせて使用することが多いです。 

今回の問題集

今回は「分岐(if文),繰り返し(while文」について学びました、次の問題集で理解度を確認し知識の定着を図りましょう!

if a >= 5:
    print('Hello!')
else;
    print('World!)
a = 0 
while a <= 5:
    print('kaeru')
    a += 1 
a = 0 
while a <= 10:
    if a <= 4:
        print('Python')
    else:
        print('Training')

オススメの勉強方法

もっとPythonを勉強してみたい!という方にオススメ勉強方法をご紹介します。

オススメの書籍

プログラミング自体が始めてという方にオススメする書籍は「スラスラ読めるPythonふりがなプログラミング [ ビープラウド ]」です。 

基礎的な構文を1から学ぶことができ、プログラムにふりがなをふるように説明がされているので初学者の方でも理解することができる書籍となっています。

本ブログでの講座見ていただき説明は少しもの足りないな感じた方はこちら書籍を手に取ってみてはいかがでしょうか?

オススメのYouTubeチャンネル

YouTube のPython関連の動画も独学にはオススメです。文章だけでは理解しづらいという方はYouTube動画を参考してみてはいかがでしょうか!? 

Python学習にオススメのYouTubeチャンネルはこちらの記事をご覧ください。

abstract business code coder初学者おすすめ!Python独学するならYouTubeを活用してみよう

以上、初心者必見!Python まずはこれだけでOK!基本構文講座(その4)として「分岐(if文),繰り返し(while文)」を紹介させていただきました。

第5回は「関数化」についてです。それでは次回も学んでいきましょう! 

 

次回もお楽しみに!

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